Next.jsプロジェクトにCSSを適用する手順
Next.jsとTypeScriptを使用したCSSの適用
Next.jsでは、CSSモジュールという機能を使用してスタイルを適用することができます。これはCSSファイルを直接JavaScriptまたはTypeScriptファイルにインポートし、スタイルをコンポーネントに適用するためのオブジェクトを提供します。
CSSファイルの作成
まず、CSSファイルを作成します。CSSモジュールの場合、ファイル名は.module.css
で終わる必要があります。以下は、styles.module.css
というファイルに対する例です。
.container {
margin: 0 auto;
width: 50%;
padding: 20px;
text-align: center;
}
TypeScriptコンポーネントでのCSSの使用
次に、TypeScriptコンポーネントで先程のCSSをインポートして使用します。以下は、ExampleComponent.tsx
というコンポーネントに対する例です
import styles from './styles.module.css'
const ExampleComponent = () => {
return (
<div className={styles.container}>
<p>Hello, world!</p>
</div>
)
}
export default ExampleComponent
ここでは、まずstyles.module.css
ファイルをインポートし、それをstyles
という名前のオブジェクトとして使用しています。そして、そのオブジェクトのプロパティ(この例ではcontainer
)をclassName
プロパティの値として指定しています。このようにすることで、対応するCSSスタイルがコンポーネントに適用されます。
注意点
CSSモジュールはスコープがローカルになっています。つまり、styles.module.css
で定義したスタイルは、そのファイルをインポートしたコンポーネントにのみ適用され、他のコンポーネントには影響を及ぼさないようになっています。これにより、コンポーネントごとにスタイルが独立し、意図しないスタイルの競合を防ぐことができます。
以上が、Next.jsとTypeScriptを使用してclassName={}
でCSSを適用する方法になります。